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2011年12月30日金曜日

変化を見極める(ビニール裁断業者の事業戦略その1)

みなさんこんばんは、東京江戸川区の裁断業者 紅日ビニール工業所の中野です。

この時期、ここ数年ですが年末になると来期の構想などをまとめたりしています
その構想が事業戦略としてどうなのか、時期尚早なのかなどを検討するんですが
その際に自社のおかれている環境の変化を見極める必要がありますよね?

どう言うことかといえば

例えばオリンピックなどの大会で
「強い者が金メダルを獲るのではない、金メダルを獲ったものが強いのだ。」
といった言葉をよく聞きますよね?

これは、金メダルの選手が環境変化に柔軟に対応できたので「勝てた」、
また、下馬評が強いとされていても負けた選手は環境変化に対応できなかった「弱いわけではないが負け」、ほかにも理由があって勝敗が付くのでしょうが
「金メダルを獲ったものが強い」という言葉で表されているんだと思います。

スポーツでたとえましたが、痛切に感じることは環境変化を適切に認識できていたのかどうかが
「変化の見極めが出来ていたか?」につながります。


これは企業においても重要で、

例えば、消費についても「消費の二極化」という現象は数年前から起きていますし、これも環境変化ひとつなんでしょう。
消費の低価格化が進んでいても、高額でもブランド価値のあるものは売れるという両極の現象が起きています。

逆に言えば中間の価格帯、そこそこの品質などは売れない現象が起きてるとも言えますね。

このような「変化の見極め」を軽視し、旧態依然の勝ち方を継続している企業が、売り上げの減少などで経営が厳しくなっているパターンもあるのではないでしょうか?


ある経営コンサルタントの方が、「種の起源」を著したイギリスの自然科学者チャールズ・ダーウィンの言葉をかりて言っていましたが、
「もっとも強いものが生き残る訳ではない。もっとも賢いものが生き残る訳ではない。唯一、変化できるものが生き残るのだ。」


れは企業経営にも通ずるところがありだと思います。

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